ようこそ高知県土佐はちきん地鶏振興協議会へ

        

 経緯

  • 土佐はちきん地鶏は、民間のニーズ調査の結果を踏まえ、平成14年度から高知県畜産試験場が開発に着手し、高知県原産の土佐九斤(とさくきん)の雄を大シャモの雌に掛け合わせた個体(雄)と、白色プリマスロックの雌を交配して平成 17年度に完成しました。
  • この鶏は、生存率が高く飼いやすい肉専用鶏で、産業規模の飼育(80日の飼育期間で体重が約3kg(雌雄平均))を目指しています。
  • 肉質は市販のブロイラーに比べて脂肪が少なく、ほどよい歯ごたえがあり、冷凍し解凍してもドリップ(肉汁漏出)が少ないため、アミノ酸などのうまみ成分が失われにくいという特徴があります。
  • また、ブロイラー種のものとは違って、軍鶏などの血が入っていることから、身の締まった味わい深さがみられ、これ まで賞味された方からは塩焼きなどを中心に良い評価をいただいています。
  • 平成18年度には実証飼育を継続しながら、商標登録を行い、生産から流通までを組織的に進める普及推進組織として「土佐はちきん地鶏振興協議会」を設立しました。
  • 現在は、鶏肉販売のみならず、鶏肉を素材として食品会社と連携しながら多数の関連加工食品の開発も行っています。
  • 平成20年度からは県内で種鶏・孵卵センターが本格稼働し、生産規模も拡大されていることから、今後は「土佐はち きん地鶏振興協議会」を中心として、県内外に向けた販路拡大を図り、土佐はちきん地鶏が文字通り本県の特産ブランド鶏として認知されるよう取り組んでいます。